ガン細胞は毎日生まれている。
日本人の死因のトップである「ガン」を避けて生きたい。
現代に生きる私たちの願いの一つでしょう。
現実には日本国民の3人に1人が発症し
他人事ではない身近で怖れている病気です。
私たちの体内では・・・
3000〜5000個もの「ガン細胞」が・・・
毎日、発生してるのです。
ある新聞社の調査では日本人の8割近い人が
この事実を知らないと答えています。
私たちの身体は常に「ガン細胞」と共にあるのに
それを知らずに対応を怠れば・・・
ガンを防ぐ事はできないし、避けられない事実
なのです。
私たちの体は約60兆個の細胞で構成されています。
この膨大な数の細胞は毎日新陳代謝によって、
入れ替わり1日約2%が新しい細胞になっています。
これは大変な作業で、1つの細胞にある遺伝子と
いう30億文字分の情報を間違えることなくコピー
しながら、分裂を繰り返さなくてはならないのです。
人間がいかに奇跡的に精巧に作られていても、
ごく1部の細胞にはコピーミスが起こります。
このコピーミスで生まれてくるのが「ガン細胞」です。
ガン細胞は日々生まれてますが、ガン化発症する
前にガン細胞を死滅させればガンにはなりません。
この大事な役割を果たすのが「免疫システム」です。
「免疫システム」は多種多様な免疫細胞を働かせ
ガン細胞に攻撃を繰り返しているのです。
ガンは細胞の病気ですから全身にできる可能性
はあります。
しかし、「小腸」だけはガンになり難い臓器です。
なぜでしょう?
小腸には免疫細胞が集中して存在しているからです。
免疫細胞がいち早くガン細胞を末梢し、小腸の粘膜
が新陳代謝が盛んでガン細胞を排除しやすいのです。
一方で大腸ガンは非常に多いガンです。
大腸は便を作って排泄するのが主な仕事ですが、
小腸で消化されなかった食べ物をまとめて便を作って
いきます。
腐敗物質がたまり易い大腸では・・・
腐敗菌である大腸菌などの「悪玉菌」が繁殖し易く
「悪玉菌」の大好物な動物性の脂肪やタンパク質が
入ってくれば異常増殖を始め毒素の発生を始める
のです。
毒素や活性酸素が大腸の細胞を傷つければ、
ガン細胞は増殖しやすくなり、大腸ガン化して
いきます。
又、悪玉菌の出す毒素や活性酸素が腸のみ
ならず、体全体を老化させ各部の臓器を傷つけ
さまざまな病気を生み出す事もわかっています。
「小腸」はガンになりにくく・・・
「大腸」はガンになりやすい理由を考えると・・・
ガン予防の大事なことが見えてきます。
ガンを防いでるのは「免疫システム」です。
人体最大の免疫器官である「小腸」はガンに
なりにくく・・・
「悪玉菌」が増殖しやすい「大腸」はガンになり
やすいのです。
免疫の7割は「腸」で築かれます。
腸内細菌を育て「腸」を健康に保つ事が免疫力
を強くしますが・・・
のこり3割の免疫を活性化させるのは・・・
「心」なのです。
ガン細胞を攻撃する主力部隊はNK細胞と呼ばれる
ナチュラルキラー細胞です。
このNK細胞は「心」の状態に大きく左右される性質が
あるのです。
楽しい気持ちになったり笑ったりするだけで・・・
NK細胞は活性化する事がわかっています。
いきいきと生活をしていれば攻撃力を高めますが・・・
ストレスを抱えて生活をしていると攻撃力を弱めてしまう
のです。
NK細胞にとってストレスはガンと共に「大敵」なのです。
人が生きていくうえではストレスは付き物ですが・・・
うまくストレスを解消することを見つける事は・・・
病気を治す事と同じくらい大事なことです。
大声で笑えるような環境や趣味を楽しみながら・・・
健康を育てていきましょう。