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頭痛の種類と保険適用の自己注射とは?

 

 

一次性頭痛と二次性頭痛とは?

 

2005年から頭痛の分類が変わり

 

一次性頭痛=今まで慢性頭痛と言われていた

 

「緊張型頭痛」
「片頭痛」
「群発頭痛」の事を云います。

 

二次性頭痛=病気が背後にある頭痛

 

「くも膜下出血」
「脳腫瘍」など多数。

 

一次性頭痛の中で最も多いのが
15才以上の22.4%にみられる「緊張型頭痛」で
2240万人程度

 

人類にとって最もつらい頭痛といわれる「群発頭痛」が
8.9%の890万人

 

次が「「偏頭痛」で
15才以上の8.4%にみられ840万人

 

トータルではなんと3970万人近い人が頭痛に悩んでいます。

 

*一次性頭痛の「男女比」と「特徴」

 

「緊張型頭痛」は男性2に対して女性3

 

後頭部もしくは頭全体に重苦しいような頭痛が広がる。
毎日頭痛に悩まされる人も、週に数回の人も、
我慢できない痛みではなく動いたり、少量のお酒で
楽になる場合もある。

 

「片頭痛」は男性は1に対して女性4

 

頭の片側、あるいは両方のこめかみから目のあたりが
脈拍と同じリズムでズキンズキンと痛む、
発作性の頭痛、吐き気、光過敏、音過敏がある。
強い頭痛は月に1,2度で数時間続く場合がある。

 

*「片頭痛の原因とメカニズム」

 

最も有力な原因とみられるのが”三叉神経血管説”

 

脳内の血流量を一定に保つように調整している
セロトニンという神経伝達物質が血中の血小板から
大量に放出されセロトニンが不足すると、脳の血管が
拡張し血管をとりまく三叉神経が興奮して痛み物質が
放出され血管壁に炎症が起こり、拡張した血管からも
神経が圧迫され痛みが出ると云うもの。

 

「片頭痛の特徴的前兆」
前兆として有名なのは閃輝暗転と呼ばれる片頭痛の
前に目の前がチカチカしたりギザギザした物がみえる現象。

 

頭痛の少し前に頭皮や顔面が攣るようなアロディニア
(異痛症)が前触れとして出ることもあり、合わせて薬の
服用タイミングとして覚えておきましょう。

 

「群発頭痛」男性9に対して女性1

 

群発頭痛はある一定の時期に1〜2ヶ月程度続く、
眼の奥をえぐられるような激痛を伴います。
群発地震のように続くので群発頭痛と云われる。

 

*「群発頭痛のメカニズム」

 

群発頭痛のメカニズムには体内時計の乱れが関係

 

人間の脳内には”体内時計”がありその中枢が視床下部
といわれ、そこから体内時計が乱れると緊急情報として

 

眼の後ろの内頚動脈周囲の三叉神経に伝わるが、
三叉神経はその情報を痛み情報と受け取ってしまい、

 

痛みの原因物質を放出してしまう、その結果
内頚動脈が急激に拡張したり、炎症がおきたりして、
激痛を伴う群発頭痛が発生すると考えられています。

 

群発頭痛が起きてるあいだ
おきてる側の目が充血したり、涙が出たり、鼻水、鼻づまり、
まぶたの垂れ下がりや額のあたりが赤くなるなのど頭痛とは
別の症状が出ることが多い。

 

 

「2008年2月から保険適用になったスマトリプタン」

 

2008年2月から一次性頭痛の片頭痛と群発頭痛の治療薬
「スマトリプタン」が在宅自己注射療法として保険適用に
なっています。

 

欧米諸国の治療法から10年遅れての自己注射保険適用
で欧米では自己注射が常識中の常識で、国もやっと頭痛
に対してちゃんとした認識をもった認可と云えます。

 

これで頭痛も糖尿病のインスリン注射と同じように自分で
改善出来るようになったのです。

 

片頭痛の重症な人は寝ている時に発症することもあり、
寝ている時は胃腸の動きもストップするので、錠剤や点鼻薬も
あまり効果がないので、自己注射は打って10分程度で効果が
出るので痛みから解放される人も多くなりますね。

 

 

国内のスマトリプタンの臨床実験では・・・

 

片頭痛では投与10分後で30.3%
1時間後では93.9%の人で症状の改善が得られ・・・

 

群発頭痛では10分後で63.6%
30分後で93.9%人で症状が改善しています。

 

痛みの消失については

 

片頭痛で20分後で15.2%
1時間後で51.5%の人で消失。

 

群発頭痛では10分後で12.1%
30分後で75.8%の人が消失しています。

 

ズキズキの人も激痛の人もいつ襲ってくるか判らない頭痛は
恐ろしいものです、是非覚えておきましょう。

 

 

 

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