外の土に落とした食べ物は「腸」への贈り物
昔の親は子供が食べ物を落としたら、そこが土の上でも
「土」を払って食べなさい」と言う人が多かったでしょう。
今はテーブルの上に落ちただけでも「バッチイから食べちゃ
ダメ」と言う親がほとんどだと思います。
食べ物を大事にすると云う観点ではなく、腸や体の健康と
いう観点では前者の土を払って食べるが正解です。
土には「土壌菌」と呼ばれる細菌が存在しています。
有史以前から高度成長期くらいまで「土」と身近な暮らしを
してきた日本人の腸にも多種多様な「土壌菌」が
棲んでいます。
人の免疫力は多種多様な腸内細菌が「腸」に棲んでいる
ほど「強化」されます。
土に落としたものを拾って食べれば自然界の「土壌菌」が取り
入れられ「腸」にいる仲間を元気づけられます。
現代は「長寿」「若返り」をうたったサプリメントがたくさん
ありますが,土に落ちたものは腸を通して身体に免疫力と
健康を与える「健康サプリ」なのです。
「土壌菌」の持つ健康効果に着目した大手健康飲料メーカー
も出始めました。
乳酸菌飲料の大手「カルピス株式会社」は
「枯草菌サプリメント」を開発し販売しています。
カルピスの研究者が注目したのは「枯草菌C−3102株」で、
一粒のサプリには「8億個」の「枯草菌C−3102株」が含まれ
生きたまま「腸」に届きます。
そして善玉菌を含む腸内細菌の数を増やし腸内バランスを
整えます、
紅菊芋に一番含まれる「イヌリン」は酵素イヌラーゼによって
「フラクトオリゴ糖」という善玉菌の代表「ビフィズス菌」の
大好物に変りビフィズス菌を増殖させ腸内環境を整えますが、
「枯草菌C−3102株」は云わば腸内細菌全体の底上げを
図ると云う作用が注目されています。
枯草菌も土壌菌の仲間で自然界ではごく普通にみられる菌
で,納豆や味噌など大豆発酵食品にも含まれています。
「腸」はすべての健康に通ずると云われ、健康の発信元です、
病気として表面化した場所を叩く、手術する前に・・・
病気そのものを防ぐには「腸内環境」を善玉菌優勢に整える事
がすべての予防につながります。
「イヌリン」や「枯草菌C−3102株」など「腸内環境」を
善玉菌優勢に変るエサを毎日「腸内細菌」に与えましょう。
TVやメディアで取上げられる「イヌリン」の植物界の王様はコチラ⇒