活性酸素を取り除く 「3大酵素」
活性酸素を取り除く「3大活性酸素除去酵素」
1・SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)
その名の通り
SO (活性酸素スーパーオキシド)を
ディスム (取り除く)
ターゼ (酵素)
3兄弟で力を合わせ活性酸素を無害化してくれる正義の味方。
2・カタラーゼ
活性酸素のひとつ過酸化水素を
酸素と水に分解する反応を速め
促進してくれる酵素ですが、
これも40歳すぎから減って、
本来分解されるはずの
過酸化水素が毛包に溜まると
「白髪」になってしまいます。
3・グルタチオンペルオキシターゼ
活性中心にセレンがある酵素で、
大量に発生する活性酸素の
初期状態スーパーオキシド(SO)を
スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)が
過酸化水素に変えて、,
カタラーゼが酸素と水に分離するのを促進して、
仕上げに、このグルタチオンペルオキシターゼが
片っ端から酸素と水に完全分離、
無害化してくれるんです。
過酸化水素の無害化の他にも
過酸化脂質も還元して無毒化してくれるので、
動脈硬化も防いでくれますね。
セレンが不足すると
グルタチオンペルオキシターゼが減少して、
身体の抗酸化力や免疫力低下をはじめ,
生体防御で重要な他のたんぱく質も
セレンを必要とする事から、
精子の運動活性、心臓疾患、白内障の
予防にも支障がでてしまいます。
ちなみに、フィンランドでは政府が中心となり、
セレンを耕作地に散布して
国民がセレン不足にならないようにしてるそうです。
日本ではセレンという名前もあまり知られてないですね・・・。