糖尿病腎症
糖尿病腎症は糖尿病の3大合併症のひとつで
現在では人工透析を受ける原因疾患の第1位です。
腎臓は、腰に手を当てた時よりやや背中寄りに
左右に1個ずつある、
握りこぶし大のそら豆形の臓器です。
その中に糸球体と呼ばれる細小血管の塊が
左右の腎臓のなかに100万個ずつありますが
糖尿病になって10年以上経過した頃から
高血糖のドロドロ血液によって
糸球体の細小血管が狭くなったり傷ついて
十分に老廃物をろ過できないために起こります。
簡単に言えば腎臓の血管が詰まってしまい、
おしっこが作れなくなってしまうのが糖尿病性腎症です。
進行すると・・
腎不全を引き起こすなどの
経過をたどってしまいます。
兆候のポイントは「たんぱく尿」です。
普通は出ないはずの尿に
たんぱくが検出されたのであれば、
その時点で血糖値がかなり高い状態に
なっていることが予想されます。
やはり、予防と抑止は
血糖値の抑制です。
透析は週に3回、1回に4時間近くかけて
一生・・・です。
病院通いの生活は、
考えるだけで精神的に憂うつになりますね・・・
早めに血糖値、抑えましょう。